イタリアでの日々の暮らし     9月                

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ヴィーナスの噴水                            17/09/06
 

古い写真で見づらい上に何も説明をせずにいました。
Tivoliという町のエステ家の噴水庭園の話を聞かれたり、実際ご覧になった方も多いことでしょう。
丘の斜面に数百という噴水を配した素晴らしい庭園です。

その中のひとつがこのヴィーナスの噴水。
ガイドブックには[オバーレの噴水]と書かれていることが多いです。
オバーレとは楕円形のこと。
実際この噴水は楕円形なのですが、左手手前に貝から出ようとするヴィーナスがいるので
[ヴィーナスの噴水]とも呼ばれます。

さらに、滝状に流れる水の後ろは通り抜けることが出来、(今は禁止)
そこで恋人達がキスを交わしたので[愛の噴水]とも呼ばれます。
このようにたくさんの名を持つ噴水はエステ家の庭園の中でも特に多くの人に親しまれ
愛された噴水だということがうかがえます。

(久々にガイド口調のKeikoでした・笑)


 

泣けて。。。                           14/09/06
 

昨日。息子を友達の家へ送っていった時に

「マンマ、この後うちに帰るでしょう?そしたら僕の部屋に掃除機かけてくれる?」

なんと!この子にも部屋の汚れがわかるようになったのか!

ここ数日、終日息子が家にいたので掃除をするチャンスがなかったのが幸いしたのか。(笑)

丸2時間以上かけてそれなりになったのだが。。。

帰宅した息子はいたく憤慨し、「どこに何があるか分からないじゃないか!」

何もこれが初めてではないのでこれまでにもピックはどこ、雑誌はどこなどと

ちゃんと場所を決めてあってそのとおりにしたのだけれど。

文句をいいながら2階へ上がっていく息子の足音を聞いているうちに泣けてきた。

息子に叱られて悔しくて泣いたのではない。

どうしようもない人のさがに泣けてしまった。

息子が私のことを誰よりも愛しているのはよくわかっている。

それなのに、きつい言葉を浴びせないと気がすまない。

私もかつてそうだった。

母が死んだら自分も死のうと思うほど好きだった母なのに、

なぜか、ほかの誰にもいえそうもない辛らつな言葉で反抗した。

きっと息子もそうなのだと思う。

夕食中にも我慢が出来ずに涙がこみ上げてきた。

Paoloが黙って手を握ってくれた。

また別の涙があふれた。


 

 

検査の結果は・・                          13/09/06
 

まだわかりません。

ご心配いただいているのにまどろかしいことです。

採血した時点では火曜日の正午には結果がわかるということだったので

Paoloが取りに行きましたが明日だといわれたとかえってきました。

今日(水曜日)は出かける前に電話を入れて出来ているかとたずねたら

「全部揃っています」というので行ったのに

「ひとつだけまだ結果がわからない。」というのですよ。

目が点になりました。

わざわざ電話で確認しているのだから、出来ていないのはあればそういえばいいじゃないですか。

10kmほどの道のりですが、わざわざ出かけて駐車する場所を見つけるのに大変な思いをして・・・

しかも係りの人は優しい感じの好い人なので強く文句もいえません。

でもねぇ。


 

きつね                                07/09/06
 

こんなに近くできつねを見たのは初めてです。

今日、我が家の小川に面しているほうの金網の前を

小さなやせっぽちのきつねが通り過ぎました。

写真を撮る暇などはありませんでした。

私が見ているのを最初は気が付かないようで歩く速度も変わらず悠々としていました。

そして私が金網に近づきすぎたので気配を察してあわてて立ち去りました。

うわさには聞いていましたが、実際に見たのは初めてです。

ご近所の鶏を飼っている皆さんには目の敵にされています。

時々あまりの空腹に、それらを襲うことがあるからです。

我が家には何もとられそうなものはないし、

2匹の大型犬がいるのでおいそれとは近づかないでしょう。

実際、あの場にKenとHanaがいなくてよかったです。

時々夜中にほえ続けているときはもしかしたらきつねの散歩を目撃してのことかもしれません。


 

 

実は・・・                                 06/09/06

今日もエコーと採血をしてきました。

今回は甲状腺にお団子が出来ているからということです。

これは私の責任です。約2年前にそういわれて検査を始めたのですが、

保険で受ける検査は長蛇の列が出来ていて、申し込んでから半年後なんていうことがざらなんです。

もちろん緊急を要さない場合に限ってですが。

緊急の場合は救急病院からすぐに入院になってしまいます。

とにかくそういうことで何ヶ月も待った挙句、その日を忘れてしまってそのままになっていました。

すでに料金も払い込んでいたのに、ばかな私です。

そうして何の治療もせずにほうっておいたものだから、

今回かなり大きくなっているので再検査と相成りました。

エコーをしてくれた(前回と同じ女医さんに当たりました。笑)女医さんの見解では

摘出手術は要らないだろうとのことです。

でも、今回も血液検査の結果を待って、それをもってまたホームドクターの所へ戻って診断を仰ぎます。

 

前回プライベートに検査をすると保険が利かないけれどいい面があるといったのはまさにこのあたりのことです。

保険で全てまかなおうとすると、先ず保険所で検査の予約をするために日によっては何時間も待たされ、

さらに検査当日も同じように長い間またされます。

血液検査ならうまく行けば1時間くらいですが、息子がバイクのレースのために脳波を撮ったときや

手首を骨折してギブスをつけたりとったりしたときには毎回半日がかりでした。

予約の際に、時刻も指定されますが、当日病院へいってみると同じ時刻に予約をとっている人がたくさん。(笑)

 

2年ほど前に保険所で順番を待っている時に貧血を起こして

半身がしびれて救急車で病院に担ぎ込まれたことがあります。

おなかが大きかったときなどは外目にもわかるので、誰かが(知らない人です)順番を取ってくれたりして

助けてくれましたが、いつもはもちろんそんなことはありません。

体の調子が悪くて保険所に行ってさらに体調が悪化してしまうことが多いのです。

また検査に関しては保険でしてもいくらかの実費を要求されます。

 

イタリアでも確定申告の時に家族の医療費分は控除になるので

一時的に痛い出費も、長い目で見ればそんなに深刻ではないのです。

それよりも、ドアをあければすぐに採血してくれる、

ストレスのないやり方のほうがわたしにはありがたいのです。


 

健康診断                         04/09/06        
 

先日来ご心配をおかけしておりましたが、どうやら胃潰瘍の初期のようです。

しばらく投薬すれば収まる程度らしいのでご心配なく。

最初は手が握れないことが気になって医者に見てもらったのですが、

自分では気にしていなかった胃のことが発見できて、やはり「餅屋は餅屋」ですね。(笑)

 

健康診断の結果をもって先生のところへいったのはいいのですが、

診察開始時間以前にすでに待合室はいっぱいという有様だったので、

私はそういう人ごみにいると気分が悪くなってしまい、貧血状態になることがあるので、

検査結果だけを渡してかえってきました。

先生が個人的に友達なので、融通が利いて幸運です。

夕食前に電話で問い合わせたところ「胃にバイ菌がいるから追い出しましょう。」ということでした。

彼女の表現は面白いでしょ。

きっと難しいことを言ったらわたしが判らないとおもってのことでしょう。

すでに血液検査をしてくれたところで、潰瘍が出来ていると聞いていたので意味はよくわかりました。

しばらく投薬すれば治るとのことです。

リュウマチだとは言われませんでした。

リュウマチは不治の病だと聞いているのですが・・・

若い時に日本でリュウマチだと診断されてから特にこれという治療はしていないのですが

治っているのならこれに越したことはありません。

でも、雨が近づくとひざやひじが痛くなるのはなぜなんでしょうねぇ。

 

とにかく、心配するような事態ではないとわかってほっとしました。

度を越さない程度に庭仕事に戻ります。(って言うかもうやってるけど・・・)

 

検査を進めてくださったり、元気付けてくださったり・・・

みなさま、ほんとうにありがとうございました。


 

ちょっとうれしい                   03/09/06

ちょっとうれしいことがありました。

いつものように夕方庭に水を撒いている時に、

朱赤のバラの根元にブルーのプラスチックのようなものを見つけたので

なんだろうと好く見てみると、なんとそのバラのネームプレートでした。

勢いよく水を撒いて少し土がほじくられて出てきたのでしょうか。

今まで気が付かずにあちこちのサイトで何度も名前を探していたのですが見つからずにいたのです。

そのばらは・・・

 

 

La Sevillana (ラ・セビリアーナ)もしくは MEIgekanuと呼ばれるものです。

やはり、フランスのメイアン社のものでした。

やはりといったのはうちから一番近くて大型のVIVAI(園芸センター)には、

メイアン社のバラばかりが並んでいるからです。

以前の持ち主もきっとそこで購入したのでしょう。

とにかく、また少し気持ちがすっきりしました。(笑)

朱赤で、元気いっぱいに長い間咲いてくれます。

わがやで唯一のフロリバンダ(ふさ咲)です。

「花便り」に書くべき話題でしたがうれしくて・・・


 

エコグラフィア                                01/09/06

 

日本では超音波エコーというのですよね?

今日はそれで肝臓を見てもらいました。

はじめるなり、「何もないわよ。」とっ少しばかりがっかりしたような先生の言葉でした。(笑)

「少し肥大しているみたいだけど。」ということです。

一昨日血液を採取した結果が月曜日にわかります。

それと、今日のを合わせて主治医へ持っていって判断を請います。

おそらく何もないでしょう。

実は今回は保険所ではなくプライベートで検査しました。

保険はきかないけれどいいところがいくつかあるのです。

そういう話をしたいのですが、先ほどから左手が言うことを利かないのでまたにします。