イタリアでの日々の暮らし  2006年2月

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カーニバルの終焉     28/02/2006

息子が扮装しなくなって2年目、カーニバルの存在が遠くになりました。

小さいときはバットマンになったり、忍者ターキーになったり、

わざわざローマまで出かけて、親も一緒に楽しんでいました。

ところが最近の子は扮装より、人の車にスプレーを吹きかけたり、道行く人に生タナゴをぶつけたり・・・

カーニバルの冗談というよりは、たちの悪いいたずらになってきて残念なことです。

2年前に生タナゴを頭にぶつけられた時に、息子のカーニバルへの思いが変わったようです。

もっと大人になったら、また友達と楽しい集いを持つこともあるでしょう。

とにかくそういうことで、1月6日からのカーニバル、今日で終わりです。

トリノオリンピックでもカーニバルの扮装をしていたわけがお分かりいただけたと思います。

ちょうどそういう季節だったのです。

明日からは復活祭まで47日間の謹慎生活です。

我が家は神道ですから、関係ありません。(笑)

 


 

本当の金メダル           27/02/2006


日本には燦然と輝く金メダルがひとつ。
イタリアには、金・銀・銅あわせて15個と二桁のメダルが取れて好成績に終わったといって好いようです。
いろいろな人間ドラマも織り込まれた大会でした。

でも、今大会最高のメダルは無事故に終わったということです。

オリンピックというスポーツの祭典が、主義主張のアピールの場になって久しいですが、
アメリカの代表として参加していた黒人選手たちがこぶしをあげたときもそうだったのですが、
あの頃はアピールの仕方もスポーツ精神にのっとったものであったように思うのですが、
最近は、恥も外聞もないテロ行為が頻発しているので、私はとても心配でした。

昨夜、イタリアの責任者がコメントしている時に乱入者がありましたが、
もし、なにか武器を持った人だったらと思うと空恐ろしいです。

また、たくさんの花火やガスによる炎など、仕掛けも大掛かりで、
小さなミスが事故につながったかもしれない。

そういうことが何事もなく閉幕できたこと。
それこそが私には一番喜ばしいことでした。


 

いっせいに・・・ 26/02/2006

長い雨が上がって今日は雲ひとつない晴天でした。
先日開きかけていたクロッカス・サトゥルヌスも今日はご覧の通り。

普通のクロッカスに比べてずいぶん小さいです。→
今年はこれをたくさん植えました。濃いビタミン色です。(笑)

同じくビタミン色のラッパスイセン。

シナレンギョウも黄色です。
まだ、ひとつだけ咲いていました。

もひとつ黄色いプリムラ・ジュリアン。

イベリス→ はこの寒さの中でびくともしませんでした。
いえの壁沿いに鉢を置いたこともあるでしょうが、
なんともはや、冬場には頼もしい花です。

園芸書には開花期が5,6月となっているのですが・・・

午前中たくさんの花を見て元気が出たので、
午後は先週買っておいた空木やバラを植え付けました。

竹やぶだったところが少し花壇らしくなってきました。

プリムラは夏場に涼しいところへ非難させなければならないので鉢植えです。

一緒に植わっているのは
昨年から生き延びているロベリアです。

霜よけ小屋で冬を越しました。


 

Buon compleanno 25/02/2006


きのうはPaoloの誕生日でした。
Paoloには誕生日が2回あります。
実際に生まれた日、昨日と27日戸籍に記載されている日。
戸籍係のミスなのか、届けを出した父親が勘違いしたのか。
とにかく親戚は24日を祝い、友達は27日を祝うと言う現象がおきています。

家族は2回祝います。(笑) 実は昨日は忘れていました。
おじからの電話がなかったら本人も忘れていたことでしょう。

ガスが切れた時に外で夕食をしようといいながらそのままになっていたので、
昨夜は思い切って出かけました。
イタリアのレストレンは時間がかかるので、ついおっくうになってしまうことがあります。

昨日は金曜日でお魚を食べる日。
山のてっぺんにあるレストランに新鮮なお魚がどっと入っている日です。

暖かい海の幸の前菜
(ムール貝・以下・えびをスープで煮込んだもの)

海の幸の前菜
(いか・えびのミックスサラダ、サーモンのマリネー、カジキマグロの燻製、カタクチイワシのマリネー、ルゲッタ(ルーコラ)の盛り合わせ)

スモークサーモン

以上の前菜を3人で分けました。

 

かろうじて、ワインのラベルだけ
写真に収めました。

あとの料理は・・・

料理が来ると、食べることに夢中で
写真を撮り忘れてしまいました。

ダメですねぇ。

それにしてもこの白ワイン。

「DONNNAFUGATA」って言うんですよ。

シチリアのワインだそうですが、
「DONNNAFUGATA」って訳すと
「逃げた女」ってなるんですよぉ。

おいしかったですが
ビンの底に穴が空いていたらしく
すぐ空っぽになりました。(笑)

 

プリモはリゾットにしました。
陽介はスカンピ(手長えび)のリゾット
Paoloとわたしは漁師のリゾット(あさり・ムール貝・えび・いかがはいっていた)

セコンドはPaoloが片口いわしのフライ。
陽介と私はいか・えびのフライにしました。
このところグリルが続いていたので、なんとなく油物がほしくなったのです。

付け合せはジャガイモを天火で料理したもの。

そしてデザートはミッレフォーリエといって、
パイ生地の間にクリームやチョコレートチップが入ったものでした。

おいしかったぁ。でも食べ過ぎました。
帰宅してからもくるしくてたまりませんでした。

食事中はひょんなことからイタリアの中世に市民の言葉が確立されてきたこと、
書き言葉はあくまでもラテン語で、
市民は文盲でいることに甘んじていなければならなかったことや
あるいはミケランジェロとユリウス2世のかけあいなど、少し固めの話題でしたが、
Paoloが面白おかしく話してくれるので、楽しいときを過ごしました。

食事中は喋り捲り会計も持たされていったい誰の誕生日かわからないPaoloでした。(笑)

 


 

無題              23/02/2006


今この瞬間に死んでしまいたいほど幸せです。

今この瞬間、私は主人と同じ部屋でPCに向かっています。

主人は税金関係の仕事に追われて少し疲れています。

2階から息子の弾くギターの音が聞こえてきます。

普段とは違った曲を弾いていたかと思うと、主人が「おっ。ジミー・ヘンドリックス」

14歳の息子を抱えた家庭は世界中にたくさんあるでしょうが、

ごく自然に父親を幸せな気分にさせることが出来る息子を持てる家庭はそのうちの何パーセントでしょうか。

親ばかだと笑ってください。

この幸せがつづきますように・・・・

 


 

雨なので・・・     22/02/2006


 

惜しくも・・・               20/02/2006


バルバラとマウリツィオのコンビはスケートのダンス種目で6位に終わりました。

あまり熱心にオリンピックを観戦していなかったのですが、今夜はしっかり見ていました。

普通のテレビニュースでも彼等のにらみ合いが話題になっていたのです。

というのも昨日の競技で、終焉間近に転倒してしまい、

おそらく彼等二人にも一瞬わけの分からないような事態だったのだろうと思いますが、

終わった直後、数分間(もしかして1分に満たなかったかもしれませんが)にらみ合った状態だったのです。

転倒してしまうカップルはほかにもたくさんいるのですが、

こんな風ににらみ合う光景を見たことがないので、世界中が驚いたようです。

われわれには今にも噛み付きそうに見えたバルバラの目つきが、

Paoloにいわせると、「何であんた失敗をしたのかしら、自分でも分からないわ。

あなたになんと申し開きをして言いかわからない。」とマウリツィオに言っているようなんだそうです。

もしかしたらそうかもしれません。

イタリア人も潔いところがあって、自分が明らかに過ちを犯したときは素直に認めるし、

それを大観衆の目の前でも憶さずあらわしてしまう。

あの瞬間の二人には観衆の存在など目に入っていなかったのかもしれません。

すぐに取り繕っていればもう少しいい点数が入ったかもしれないのに・・・残念です。

でも、反面そういう人間的で、正直なイタリア人気質に好感を感じます。

もしそれが、Paoloの想いとは程遠い、憎しみだけの火花の混じったにらみ合いであったとしても。


 

一番乗り 19/02/2006

年の暮れから続けて咲いているプリムラ・ポリアンサや
エリカなどはさておいて、
今年になって咲き始めた花としては1番がこのクロッカスです。

たくさん球根を買い込みどこに植えたのかわからなくなったいるものがありますが、これもその中のひとつ。

白樺の木が3,4本ずつまとまって植わっているところの
ひとつのグループの真ん中に植えつけておいたものです。

おそらくシラカバたちに囲まれてほかより暖かいし霜もかからないので一番に開花したのではないかと思います。

橙色に近い黄色の花弁に少し黒っぽい縞模様が入ったクロッカスです。

明日あたりもっと開いたところをアップできるでしょうか。


 

牡蠣    17/02/2006


大昔に生牡蠣を買ってきて自宅であけていただきましたが、とにかくすごい格闘をした記憶があります。
挙句の果てに身にたくさん貝殻が絡まって洗うのにまた大変な思いをしたような・・・

それ以来、生牡蠣は外で食べるもの、と決めていましたが、
昨日スーパーの魚介売り場に一箱だけ牡蠣が残っていて、しかも1kgが6.99エウロ。
1kgで牡蠣が いくつあったかというと、中くらいの大きさのが9個!
安いですよねー。これで約1000円ですから。

でもあけるのがなー・・・という不安があったので売り場のお兄ちゃんにそう言って見ると
「今見せてあげるからね」と箱をあけ、
「ここにナイフを差し込んであけばいいんだよ。あけてあげたいけど今あけちゃうと死んじゃうから。」
なんとなくつぼを知ったような気になり、買って帰りました。

さて、夕食の時間になりいざ挑戦してみると・・・なかなか思うようには行きませんでした。
同じような筋が一杯で、どこにナイフを差し込んでいいのやら、
ごちょごちょしていると貝殻の一部が削られて、ほんの少し隙間が見えました。
それっと、そこからナイフを差し込んで、何とかあけることが出来ました。

最初の二つは時間がかかりましたが、なんとなく貝柱の位置がわかってからは
ほいほいとあけられるようになり、「何事も修練が大切。」
などと独り言を言いながら全部あけてしまいました。
といいたいところですが、ひとつだけどうしてもうまくいかないのがあったので、それは焼くことにしました。

主人は牡蠣は生で食べるもの、と思っていたようなので彼に味見をさせました。
暖炉でスズキを黒焦げに焼いてその下に牡蠣も放り込んでおきました。
焼いた牡蠣はそれほどでもなかったようですが、スズキは家族に大好評でした。

肉でも魚でも野菜でも直火での調理は一番ですね。
アーティチョークもジャガイモのようにアルミホイルで包んで
火の中に入れておくととってもおいしくいただけますよ。


 

我が家のヴァレンタインデー  15/02/2005


我が家のヴァレンタインデーがどうだったなんて聞きたくもないでしょうが、
ま、これは日記であるわけで、私自身のために書いているのであしからず。

息子は予想通り?何事もなかったようです。
われわれはといいますと、イタリア男性にしてはそういう方面が苦手な夫と知っているので
全て私が手はずを整えました。

息子と一緒に買い物にいき、生まれて初めて胡蝶蘭を買いました。
意外に思われるかもしれませんが自分でランの鉢植えを買ったのは初めてです。

欄にまで手を出してしまうと後が大変だという思いがあったからです。
でも、そろそろ一鉢くらいと思いはじめていたところへ、
たまたまきれいな花が目についたので思い切って買いました。
それを主人からの私へのヴァレンタインデーのプレゼントにしたのです。

私から主人へはつまらない、でもスモーカーには必需品の小さなライターを。
そして家族全員が楽しめる「Love」という文字が入った小さなケーキを買いました。

帰宅した時に息子に「これをお母さんにプレゼントしなさいといって渡すのよ。」
といって胡蝶蘭の鉢を手渡し、
少し経ってから私が「はい、ヴァレンタインデーのプレゼント」といってライターを渡すと、
「実は僕もこれを用意してたんだ。」といって胡蝶蘭をくれました。

息子もその様子を離れたところから見て楽しんでいました。
こんな茶番が出来るのも長く連れ添っているからですね。

夕食後、ハート型をしたケーキを3等分して、今年のヴァレンタインデーは終わりました。


 


 

陽介の初体験   13/02/2006


2月9日以来、毎日自分で学校にバイクで通っている陽介ですが、
午後も時々友達のうちへ行ったり近所をぐるっとまわってきたり、
とにかく今はバイクになるのが楽しくて仕方ないみたいです。

昨日の日曜日には父親と一緒にミニバイクのサーキットへ。
よく飽きないもんだ。

さて、今日も午後5時過ぎ、ちょっと出かけるといったので、
暗くならないうちに帰る事を条件に送り出しました。

帰ってきたときの最初の言葉は「カラビニエーリ(憲兵)にとめられちゃった。」

こちらでは頻繁に警察官の検問があります。
特に事件がおきたというわけではなく、ただの抜き打ち検査です。
ま、そうでもしないとこんな田舎の警官たちは暇で退屈でしょうがないだろうと思います。(笑)

でも、感じの悪い警官にあたったりすると何となく気分が悪くなってしまいます。
とにかく陽介は免許取得後、5日目にして早くも検問の洗礼を受けたということです。

Ben venuto nel nostro mondo!=われわれの世界へようこそ!

またひとつ大人の仲間入りをしたね。


球根と・・・ 12/02/2006

ドイツスズラン、
ポリアンテス(チューベローザ)、
アガパントゥス、
ラナンキュラス

等の球根と、左の花々

プリムラの中でも背が高く華やかな

オプコニカ(白と朱色の大きい花)と

マラコイデス(小さな花のほう)を買ってきました。

もう一鉢庭用に大きなつつじも買いました。

時々無性に花を買いたくなってしまいます。

自分で育てるのも大好きですが、

園芸店での予期せぬ出会いも楽しいものです。

日本にいた時には庭仕事など全くしなかったので、

鉢植えの花しか知らなかったのですが、

このところ、庭用にと買ってしまうほとんどの花が

日本原産あるいはきわめて東洋的な種なのに自分でも驚いています。

椿、サザンカ、ウツギ、梅香空木、百日紅・・

東洋の花がそれだけ美しいのでしょうか

それとも血が呼ぶのでしょうか。

 


建国記念に寄せて 11/02/2006

日本は建国記念日ですね。おめでとうございます。

イタリアの建国記念日は・・・・

ローマの誕生日は紀元前753年4月21だそうです。

でもイタリア半島が統一されたのが1861年、戦後イタリア共和国になったのは1945年4月25日。

だから、どのイタリアが好きかで、イタリアの誕生日も違ってくるというわけです。

私はローマ帝国に恋しているから4月21日を祝いたいですね。

日本史に疎いので、いつどのようにしてこの建国記念日が決められたのかは知りませんが、

2600年以上の歴史を誇る日本のストーリーを妙なフェミニズムで打ち消して欲しくないと思っています。

建国以来、日本は男性の天皇を頂いてきました。

その昔、遺伝子のxだのyだのと言うことも知らなかった頃から

天皇は一族(かなり広い範囲の)の中の男子と決まっていたのです。

天皇家のことに国会が口を出すのもおかしいと思うけれど

これ幸いに天皇制を廃止しようとたくらむ人たちの推し進める女性天皇制には

国民が頑として反対しなければならないでしょう。

今、ちょうど紀子様のご懐妊のニュースが流れる中、

特定の政治家の人気取りのためではなく、もっと真剣にわれわれの祖先が伝えてきたもの、

世界でも稀有な素晴らしいことを後世に伝えて行きたいと思います。

天皇陛下は1年を通して厳しい禊の義などを努めておられます。

女性が出来ないことではもちろんないでしょうが、

天は、神は、自然は、男性と女性をおつくりになった。

全く同じでよければどちらかひとつでよかったはずです。

それぞれの分担を気持ちよく努めて、お互いが幸せに生きる道を見つけたほうが良いと思うのですが・・・


オープニングセレモニー ! 10/02/206


トリノ冬季オリンピック、そろそろだなと思っていたら今夜が開幕でした。

熱心なイタリアファン、あるいは日本の代表団を応援する方々は
早起きしてご覧になっていたかも知れませんね。

素晴らしいセレモニーでした。

イタリアの懐の深さをまざまざと見せ付けてくれました。

長い歴史を誇る国だから、美を愛する国だから出来たセレモニーだと思いました。

人間で出来たコロンバ(白いはと・平和の使者)がステキでしたね。

ズバンディエラトーリ(旗を振る人たち)の統一の取れた動きは
普段のイタリア人からは想像も出来ません。

ここぞという時に本領をを発揮するのがイタリア人なのかな。

世界中が注目しているから、一所懸命やったんだね。(笑)

ソフィア・ローレンの立派なこと。

ボッラというダンサーの素晴らしいこと。

アドリアーノ・ジャンニーニ(王さまの役)の美しいこと。(父親の若い頃と同じ)

ヨーコ・オノだけが何で関係あるのかよくわからなかったけれど、ま、いいか。

久々にテレビに釘付けになった数時間でした。

 


 

白髪が増える  08/02/2006

イタリアの母親たちは、
子どもが14歳になると急に白髪が増えます。

なぜなら50ccのバイクに乗れるようになるからです。

うちの子も14歳になって1ヶ月あまり、
今日試験を受けに行きました。
今しがた電話が入り、
すでに免許証を受け取ったということです。

ここ2週間ほど父親に伴われて
ローマまで受講に通っていました。


住んでいる地域では人数が集まるまで試験の予定が無く、いつになるかわからないからです。
小さい頃から興味のあった彼は、たいていのことはすでに覚えていましたが、
試験を受けるためにやはり一通りの法規を勉強したのです。

この学科試験は普通自動車の試験と全く同じです。
そして50ccの場合は実地試験はないということです。

小学校に上がったときからサイズに合ったバイクをサーキットで運転してきた彼には
実地試験の必要はないでしょうが、やはり一応の試験はしたほうがいいと思うのですがねぇ。

とにかくこれで、お天気のいい日は彼は自分でバイクに乗って学校へ行くことでしょう。
友達のうちへ行くのも好きな時に(私はいつでも彼の好きな時におくっていましたが)
いけるし、父親とミニツーリングもこれまでのように裏道だけではなく堂々と??

私にも自由な時間が増えてうれしいけれど、帰宅するまで心配でしょうがないのだろうなぁ。
そしてそういうのを我慢するのが親の修行なんだろうなぁと思います。

そういう我慢があってこそ、息子の満面の笑顔がより輝いて見えるのでしょう。

 


大失敗 07/02/2006


うちはこのところ朝の6時から9時、夜の7時から12時までオートマチックに暖房が入るようにしている。
それ以外に必要なときは手動で入れることにしている。

昨夜、なんとなく寒かったので暖房機をさわったら、なんと冷たい。
まだ12時前なのに・・・

原因はひとつ。燃料切れ。ガスが底をついたのだ !

当然今朝は暖房が効いていないし、毎朝シャワーを浴びるだんなや息子はそれも出来ず。
息子は冷たい水で顔を洗って頭もぬらしてジェルをつけて出かけた。
だんなにはポットに2杯分のお湯を電気調理器で沸かしておいたので、それで体を拭いたみたい。

すでに10日ほど前からガス切れが気になっていたのに、
そのつど何かほかのことを優先して点検を怠ってしまったので、私の責任。

時々朝の7時半頃に給油に来ることもあるので、
今朝の7時半に携帯にかけてみたら、今日は業界の集まりがあるので明日の午前中に来るという。

なんとなく今朝は私の機嫌がよかったのですぐにOKを出しておいた。
でも、そうすると今夜は寒い家で過ごさなければならないのでどこかのレストランに食べに行って、
帰ったらすぐに寝るというのはどうかと、だんなにも先手を打っておいた。(笑)

昼食のしたくも電気調理器で済ませ、子供の頃のようにお湯を沸かして食器を洗った。

そうしたら、昼食後ガスの配給会社から電話が入り後1時間ほどで給油に来るという。
信じられない!

で、本当にやってきた。
おかげで今は暖房も入り、ゆったりとした気持ちでこの日記を書いている。ホッ・・・


 


 

園芸土木 06/02/2006

わたしがやっているのはガーデニングなどという生易しいものじゃありません。

園芸土木。
きっとこれが今一番適切な呼び方だと思います。

写真をごらんいただいてお分かりのようにうちには金網の外にちょっとした竹やぶがあります。

その後ろは小さな小川。
路肩をしっかりさせようと先々代の持ち主が植えたのですが、そのあとの持ち主の管理が悪かったのでのび放題になっていて、こちらの花壇も竹で覆われていました。

竹の地下茎がびっしり詰まったところを掃除するのは並大抵ではありません。

思い切ってブルドーザーが入っていた時に根こそぎにすればよかったのでしょうが、あの頃はまだそういうところまで考えが回りませんでした。

頼るはこの斧1本です。
指の付け根のたこも半端ではなくなってきました。

すでに2年ほど前から少しずつ作業を進めています。
そのつど1輪車に何杯もの竹の根っこを掘り出してきましたが、
まだ全体の30%強ほど掘り返さなくてはなりません。

だんだんと作業が楽になってきているのは確かです。
慣れもあるでしょう。
そして、まるで首都圏の地下鉄のように上下に入り組んだ地下茎も、
あっちこっちでぶつ切れになっているので、初めに比べると勢力が衰えているのです。

もうひと踏ん張り、ここは陽がよくあたるのでバラを植えようかと思っています。
ヤブランがたくさん自生していましたが、このままで大丈夫でしょうか?
ちょっぴり心配。


屋内ですが、アマリリスが咲きました。

今年は真っ白なのにあたりました。

清純でしかも豪華です。

花のない季節にありがたいと家族の評判もよく、

鉢を置いている階段がぱっと明るくなったようです。


新兵器・アリゲーター 5/2/2006


チェーンソーに引き続き、我が家にやってきた新兵器、
その名は「アリゲーター」

小さなチェーンソーがカバーの中に納まっています。

片側が開き、まるでアリゲーターが口をあけたような格好で、うまい名をつけたものだと思います。

直径が10cmまでの小さなものしか切れませんが、
とてもすばやく、静かに切れるし、もっと大きなものは
普通のチェーンソーで切るので、問題なし。

安全性に富み、
どんなポジションにあるものでも切れるのがありがたい
私のお気に入りになりました。