イタリアでの日々の暮らし      2006年8月 2月 ・3月 ・4月 ・5 6月 ・7月 ・9月


 

やっと更新         30/08/06
 

皆様ご存知のようにこのところ掲示板を下手にいじくってその修復やら、

ついでのことにイメチェンやら(笑)で日記を更新できずにおりました。

何度も冷や汗をかきましたが、皆様が暖かく応援してくださるので何とかなったというところです。

ありがとうございました。

「花便り」にも短い話題を載せました。

Topも変えました。

少しずついつものリズムを取り戻してきたようです。

 
15年ぶりに                            24/08/06
 

息子抜きで海へ行ってきました。

息子が生まれてこの方、海へ行くときは必ず一緒でした。

小さい時には本当に一瞬たりとも目を離さず見ていたものです。

大きくなってからも、やっぱりいつもどうしているかと気を配りながらの海でした。

でも今日は、義妹と二人っきりで行ってきました。
こんな義妹だったら最初の結婚も破綻せずに終わっていたかも・・・なんて。

なんという穏やかさ。

海もないでいましたが、息子のことを気にせずに横になっていることが出来て。

しかも義妹は指圧に興味があって、正式に習っているのです。

そこで、私が少しこのところの体の不調を訴えると背中を指圧してくれました。

あなたも休みにきたのだからと辞退はしたのですが、やってくれました。

日本人は少し遠慮をするものだということをよくわかってくれているようです。(笑)

鰹節入りのおにぎりも喜んで食べてくれました。

右の肩甲骨のところがこぶしのようになっていて痛みがあったのに、今は軽いです。

ありがたいことです。

本当にリラックスできた一日でした。


会話                          22/08/06
 

パオロ:「ちょっとよくない知らせがあるんだけど。」

Keiko:「ナーニ?」

パオロ:「さっきとなりの雌鳥が『ガァー』って鳴いたんだけど、
     そのとき君に『パオロ!』って呼ばれたように聞こえたんだ。」

Keiko:「・・・・・」

パオロ:「つまり君の声は雌鳥に似てるってことがわかったんだよ。」

Keiko:苦笑・・・・ するしかないでしょうが!


 

 

反省                            19/08/06
 

今回の掲示板のことで一番反省しなければならないのは予備を作っていなかったこと。

この掲示板は優秀な方々が絶えず前向きにより充実させるべく勉強をして

それを実践しておられるところから貸していただいているものです。無料で。

(興味のある方は掲示板の最後の行へアクセスなさることをお勧めいたします)

 

あてがいぶちの掲示板とは違い、ページの設定などもかなり細かく自分がすくなようにアレンジできますし、

いろいろといいところがたくさんあるのですが、管理は自分で、というところが味噌です。

規制のものはセキュリティの設定が変わったりするのも使っている人がわからないうちにすんでいますが、

(最近の外国からの投稿禁止など使っている人が知らない場合が多いです)

この掲示板ではバージョンアップを自分でして、設定を替えなければなりません。

それらは決して難しすぎることはありませんが。ボーっとしていては出来ないことです。

 

それだけに使い込むほど、自分の掲示板という思いが募ります。

いい勉強になったし、何よりも常連の皆様方が温かい眼で見守ってくださっていたことがわかって

災い転じて・・・という思いです。

ありがとうございました。これからもよろしくです。


聖母子像                        17/08/06

 

イタリア中の街のそこかしこにマリア像ならびにこういう聖母子像が見られます。

Topの写真は建物の外壁に簡単な壁がんに似せたアーチをつくり、

その下に聖母子像を配置してあるので雨ざらしで数世紀を経た像は幾分風化しています。

でもそれが、かえって優しげなマリア様の印象を深めています。

 


満員御礼                          15/08/06

 

今日は「マリア様のご昇天祭」で、旗日です。

もちろん多くのイタリア人はすでに長いバカンスに入っている人が少なくありませんが、

今日は全国的な祭日なので、町に残った人たちもレストランへ繰り出しました。

 

われわれは普段後追いをしないほうなのですが、

友人が訪ねてくるというので、私は家でもてなしてもよかったのですが、

わたしをやすませようというPaoloの気遣いもあって、どこかのレストランへ行くことにしました。

 

家を出て先ず行ったのが「クアットロフラテッリ」

すでに200台ほど収容の駐車場がいっぱいだったのですぐさま退散しました。

次に行ったのは母娘でやっている小さなレストラン、ここも満員御礼。

その近くのトラットリーアは4つほど大きな部屋がありますがここも満杯。

 

ここで息子は「何でみんな家で食事しないの?」

6月10日から夏休みの彼には祝日であるという意識がありませんでした。(笑)

 

そうこうしている内に「イル タルトゥフォ」という看板が目に入り

タルトゥフォとは松露のことで、いわずと知れた世界の珍味。

なんとこのあたりはそのタルトゥフォの極上のが取れるところなのです。

ただこの辺りの人たちは食べる習慣がないのでトスカーナから買い付けに来るということです。

 

その名を冠したレストランなのだからと捜し当てた先は

ナイロンのテーブルクロスをかけたような3流の店だったのでパス。

5軒目は「ファッジョ」、何とかテーブルは見つかったものの、

あまりの喧騒と、暑さに耐えられずでることにしました。

これが最後、もしもここもいっぱいだったら家に帰って食事しようということで行ったのが

「ビザルチャーロ」 ここも駐車場の雰囲気を見てあきらめました。

ということで1時間あまりあちこちのレストランを回って結局は家で昼食を取りました。(笑)

 

友人が来ることも知らなかったのでたいしたご馳走はありませんが、

わがやで採れたプチトマトのソースのフェトゥチーネ

とりの胸肉のグリルとベーコンをベースに溶き卵を流し込み、

エーメンタルチーズを乗っけて焼いたもの(今日のひらめき)

そして、男どもに採らせたたくさんのきゅうり。

一昨日となりのPinaさんにいただいたピーマンのソテー。

以上で結構おいしい昼食になりました。

なんといっても静かな環境で食事を取れたのが一番うれしかった。

こうしてますます出不精(=デブ症)になってしまいそうです。

 

 


 

迎え火                           14/08/06
 

昨日は母の命日でした。

恐れ多くもお釈迦様とおなじ日に召されたのです。

特に何もしませんでした。こちらには当然そういう風習はありませんから。

ただ庭で、小さな小さな火をともしました。

友人も今年新盆を迎えているので・・・


またちょっぴりリニューアル            13/08/06
 

あまりいう機会がありませんが、いつもわがHPへお越しくださってありがとうございます。

少しでも多くの方に楽しく、わかりやすい、そして興味深いHPであるために少しずつ改良を重ねています。

それがもしかしたら改悪になっているときもあるでしょう。(笑)

今回はよく更新する花のページを一まとめにしました。

単純に「花便り」と名づけました。

日記や掲示板を設ける以前はメルマガのみで更新していたので、その時代のものもあわせて掲載しました。

 

またTopも若干更新して、イタリアに興味のある方と、

花を中心にした我が家の暮らしに関心を持ってくださっている方それぞれに

関連するページを見つけやすくしたつもりです。

 


体調が・・・                   11/08/06
 

もしかして掲示板などで私の体調のことを心配してくださったかと思います。

友人の掲示板につい両手がむくんで握ることが出来ないとぐちってしまい、

ご心配いただいてせっつかれるように医者へ行ってきました。(笑)

どうも自分のことになるとあと回しになってしまいます。

とりあえずは痛みを緩和させる(そんなにいたみはないのですが)くすりと、

ここ数年来、ときとして胸部を厚い鉄板で締め付けられるような痛みを感じていたので

そのことも話したら、胃酸過多の疑いがあるとかでその薬も処方されました。

2週間後には血液検査をしてリュウマチが出ているかどうかを見るみたいです。

発作性のリュウマチとは長い付き合いで、

発作が出ると痛みはひどいですが指の変形などはないとたかをくくっていましたが、

よく見るとどうも両手の中指が変形してきているように思えます。

とりあえず、心臓その他の臓器からの信号ではなさそうなのでほっとしています。

 

医者から薬局を回って処方された薬を買って戻ったら、いつになく息子が心配顔で待っていました。

そして昼食後の薬をとりに行こうとしたら、「薬は僕があげる。」といって世話を焼いてくれました。

このところ少し心配させたと気遣っているのでしょうか。(笑)


 

ちょっと変更しました                               10/08/06
 

3月の下旬から、Topで我が家の庭に咲く花達をご覧いただきましたが、

そろそろ飽きてきた方もおられるだろうと思いますので、

これからしばらくはイタリアの景色やモニュメントなどを貼り付けようかと思っています。

Topそのものをがらっと変えてみたのですが、

思うようにいかなかったのでとりあえずバックの写真の雰囲気だけにしておきます。

 

庭にはまだまだご紹介したい花が咲いています。

この日記上で紹介させてくださいね。


とんだ勘違い                                    08/08/06
 

息子の年上のローマの友達がバカンスで近くの街に避暑に来ています。

同じジャンルのギターの先輩なので、うれしくてしょうがない息子は毎日通っています。

先日その彼の従姉弟で、息子と同じ学校の1ねん先輩の誕生日でした。

そこで、きっと遅くなるので泊まってもいいかというので我が家から15分のところだし、

いいよということになり、息子はバイクで、私はサーフボード、エレキギター、アンプ、

着替えの入ったナップザックを車に積んで出かけました。

古い町なので道路が狭くて入り組んでいるので広場に車を止めました。

そこから歩いてすぐなのだそうですが、荷物が多いのでもっていってあげようかというと

ほかの友達は母親とこないんだからいいよという言葉を真に受けた私は

年頃だから恥ずかしいのかなと思い込んでいました。

もし一緒に行ったらその年上の友達とも顔見知りになれるし・・・などと思っていたのですが。

 

数日たって、何気なくそのときの話になり、トミーさんってどういう人か見たかったのに、というと

「なんだ、じゃあそういってくれればいいのに・・・

マンマに荷物を持たせてあの坂を上がるのは申し訳ないと思ったからこなくていいって行ったのに。」

ですって。

 

よく親の心子知らずといいますが、時には(えてして)反対のこともあるのですね。


KenとHana  と家庭菜園                                  07/08/06

 

年に2,3回多くて5,6回KenとHanaはけんかをします。

喧嘩というよりほぼ一方的にKenがHanaに腹をたてて噛み付きに行きます。

今は程度をわきまえていますが、少し前まではHanaの額から血が出ていることもありました。

今日の夕方2匹(大きさから言うと2頭と呼んだほうがふさわしいくらいですが)の争う声を聞いたので、

すぐに「Ken!」と呼ぶと鳴き声は収まりました。

そしてゆっくりと近づいてみると2匹はまだ固まっていました。(笑)

「どうしたの?」と声をかけながらさらに近づくと、KenはわざとらしくHanaの頬をなめています。

僕達仲良くしてたんだよ・・・というかのように。

5年も一緒にいるとどんどん気持ちがわかってきます。

さて、去年まではトマトとイチゴしか作ったことがなったのですが

今年はすでに見ていただいたジャガイモとラディッシュのほかにきゅうりとサラダ菜にも手を広げました。

写真は左の大きいのが普通のサラダ菜、きゅうりが3本、プチトマトとその上は10cmくらいになると

切り取って食べるサラダ菜が2種類です。

そして、家庭菜園は楽しみなだけでなくとっても便利なことにも気がつきました。

ちょっとした付け合わせの野菜が手元にいつもあるというのは本当に便利です。

庭がなくてもプランターでかなりのものはできてしまいますからお試しになってはいかがでしょうか。


なんというか・・・                                    06/08/06  
 

親ばかは許してもらえるとしても、のろけはばかばかしいだろうと思うので、

決してのろけるつもりはないのですが、またPaoloのことを話題にさせていただきます。

今日、息子の大事なギターがこわれ突然音が出なくなってしまいました。

そこで行きつけの楽器店に持って行って見てもらったら、溶接してあった線が外れているのだとか。

たまたま家にいたPaolo, 「僕には両手があるし、確かうちには簡単な溶接機があったと思うよ。」

息子は不安げな様子。

「はんだ付けは出来るでしょうけどギターのことはわかってるの?分解しなきゃいけないんでしょ。」とわたし。

「それは僕がわかってるから。」と息子。

こうしてギターはPaoloの手に・・・

数分後、息子の部屋からギターの音が聞こえてきたのでほっとしました。

さりげなく「もう終わったのね。」というと

「僕の人生で一番きれいなはんだ付けができたんだよ。」と満足げなPaolo。

「愛情の力だね。」と私、ことはハッピーエンドに終わりました。 (やれやれ)

 


ZANZA NO                                     05/08/06
 

「ZANZA NO」(ザンザノー)というのは一昨日買った蚊よけの小さな器械です。

イタリアで一番有名な子供用の商品を扱うChicco(キッコ)というメーカーが出しているもので、

超音波で蚊を追い払うので、新生児やペットにも何の害もないし、効果は抜群ということなのですが・・・

確かに14年前、息子が生まれた時に買ったものに比べると小型化し、みためもかわいらしくなっていて

昔のは、われわれの耳に届く範囲の超音波で、しばらく使っていると頭痛がしたものですが

今回のは全く何も聞こえません。

主人のおばにすすめられて買ってみましたが、どうも我が家には耳がよく聞こえない蚊がいるようで、

説明書では3m以内には蚊をよけつけないといっていますが、

足元をよく刺されるわたしはパンツのすそにくっつけていたのですが、しっかり足首を刺されました。

ま、以前に比べれば多少被害は少ないかなぁという感じですが、やはり完璧ではありません。

水がすきな蚊は、庭に水を撒くたびにやってきます。

蚊がいなければ庭仕事がさらに楽しくなるでしょうに・・・

 


 

恩赦                                         04/08/6
 

どこの国でも、

何かめでたいことがあったりすると刑務所に服役している人たちに恩赦を与えますね。

でも、今回イタリアではそういう恩赦ではなくて、

刑務所が満杯だから、

刑務所の設備が悪くて服役中の人たちの人権にかかわるから・・・

そういう理由で大量の服役者を出獄させています。

これまでに6000人強の人々が自由を得ました。

でも出所後数時間でまた戻ってしまう人たちがいます。

戻ってすぐに奥さんの首を絞めた人は、きっと服役中そのことばかりを考えていたのでしょう。

でも、服役者の中には出所したくない人たちがかなりいるようでした。

おかしな話だと思われるかもしれませんが、

仕事がなくて刑に服すようなことをした人が社会に戻ったからといって

すぐにまともな生活ができるはずもなく、そのことを一番よく知っているのは本人であり、

あと先見ずに何かしでかして刑務所に戻っているように思えます。

 


 

???                                  01/08/06 (Enricaの誕生日)
 

実作業に4日間、日曜をはさんだので5日間にわたる水道管の新設工事が終わりました。

サルデニア出身の作業員さんはとってもよく働いてくれました。

一人でいろんなことをこなし、仕事に関する知識も豊富で、安心して任せられる人でした。

ちょっぴり大雑把なところがあって、サイズが会わなくなったりということも何度かありましたが、

最終的にはつじつまを合わせてくれました。(笑)

 

この間、Paoloは仕事を同僚にまわして自分は作業のアシスタントをしていました。

もちろん細かな希望など、実際現場にいないと出来ないので、それはよかったのですが、

なんと最終日の今日、作業員さんが何かをしている間に彼の車を洗っていたのです。

わたしは自分の目を疑いました。

 

いい人です、作業員さんは。

でもその人の車を洗ってあげるというのは人がいいにもほどがあるのではないでしょうか?

汚れた車を見ると放って置けないたちではありますが、うーん。

わたしの心が狭いのでしょうか?

Paoloはほかにも仕事が山積しています。

たくさんのツアーの問い合わせにE-mailで返事をしなければならないし、

同僚達の質問に答えてあげなくてはならないし、

ひっきりなしに電話はかかってくるし・・・

そういう合間をぬって工事の手助けをしていたわけですが、

さらに車を洗ってあげるなんて・・・

 

わたしも、作業員さんに朝食を用意したり、暑いので頻繁に飲み物を準備したり

時には作業を手伝いましたが、車を洗ってあげるなんて・・・しつこい?(笑)