今日は「マリア様のご昇天祭」で、旗日です。
もちろん多くのイタリア人はすでに長いバカンスに入っている人が少なくありませんが、
今日は全国的な祭日なので、町に残った人たちもレストランへ繰り出しました。
われわれは普段後追いをしないほうなのですが、
友人が訪ねてくるというので、私は家でもてなしてもよかったのですが、
わたしをやすませようというPaoloの気遣いもあって、どこかのレストランへ行くことにしました。
家を出て先ず行ったのが「クアットロフラテッリ」
すでに200台ほど収容の駐車場がいっぱいだったのですぐさま退散しました。
次に行ったのは母娘でやっている小さなレストラン、ここも満員御礼。
その近くのトラットリーアは4つほど大きな部屋がありますがここも満杯。
ここで息子は「何でみんな家で食事しないの?」
6月10日から夏休みの彼には祝日であるという意識がありませんでした。(笑)
そうこうしている内に「イル タルトゥフォ」という看板が目に入り
タルトゥフォとは松露のことで、いわずと知れた世界の珍味。
なんとこのあたりはそのタルトゥフォの極上のが取れるところなのです。
ただこの辺りの人たちは食べる習慣がないのでトスカーナから買い付けに来るということです。
その名を冠したレストランなのだからと捜し当てた先は
ナイロンのテーブルクロスをかけたような3流の店だったのでパス。
5軒目は「ファッジョ」、何とかテーブルは見つかったものの、
あまりの喧騒と、暑さに耐えられずでることにしました。
これが最後、もしもここもいっぱいだったら家に帰って食事しようということで行ったのが
「ビザルチャーロ」 ここも駐車場の雰囲気を見てあきらめました。
ということで1時間あまりあちこちのレストランを回って結局は家で昼食を取りました。(笑)
友人が来ることも知らなかったのでたいしたご馳走はありませんが、
わがやで採れたプチトマトのソースのフェトゥチーネ
とりの胸肉のグリルとベーコンをベースに溶き卵を流し込み、
エーメンタルチーズを乗っけて焼いたもの(今日のひらめき)
そして、男どもに採らせたたくさんのきゅうり。
一昨日となりのPinaさんにいただいたピーマンのソテー。
以上で結構おいしい昼食になりました。
なんといっても静かな環境で食事を取れたのが一番うれしかった。
こうしてますます出不精(=デブ症)になってしまいそうです。