KenとHanaのにっき    
08/01/2005〜07/08/06
 

KenとHana                                    07/08/06

 

年に2,3回多くて5,6回KenとHanaはけんかをします。

喧嘩というよりほぼ一方的にKenがHanaに腹をたてて噛み付きに行きます。

今は程度をわきまえていますが、少し前まではHanaの額から血が出ていることもありました。

今日の夕方2匹(大きさから言うと2頭と呼んだほうがふさわしいくらいですが)の争う声を聞いたので、

すぐに「Ken!」と呼ぶと鳴き声は収まりました。

そしてゆっくりと近づいてみると2匹はまだ固まっていました。(笑)

「どうしたの?」と声をかけながらさらに近づくと、KenはわざとらしくHanaの頬をなめています。

僕達仲良くしてたんだよ・・・というかのように。

5年も一緒にいるとどんどん気持ちがわかってきます。

 


 

5月5日は。。。                           06/05/06

 

 

もちろんこどもの日なのですが、我が家ではKenとHanaの誕生日なのです。

ろうそく代わりのビーフジャーキーを4本ずつ立てました。(笑)

いざ食べる段になってこれが邪魔で、Kenは食べるのをやめようとしたほどです。

さすが食いしん坊のHanaは、さっとこれらの棒を取り除いて、一番上の鳥のむなにくにかじりつきました。

その下はすじ肉と一緒に炊いたご飯。

さらに一番下に骨付きの豚肉ステーキを隠してあるのです。

誕生日ですから。。。

普段はもちろんこんなご馳走はあげられません。

イタリアも肉が高くなってきました。

あ、鶏肉にかかっているのはステーキから出た汁で決して醤油ではありません。

あくまでも無塩料理です。

 

さて、Kenは猫舌のうえに、ちょっと大きいものがあると離れたところで食べる癖があって、

どうかするとそのすきにHanaに別の肉片を盗られてしまうのです。

昨夜も、自分の鶏肉を食べ終えたHanaがKenの食器に近づいたのを見た私は、

自分が食事中であったにもかかわらず、その気配にとっさにHanaをしかりつけ、

息子が唖然としておりました。(笑)

だってわれわれは室内で、彼等は外で食べていたのですから。

 

そうそう、ブンバは誕生日プレゼントなのですが、

鼻も引っ掛けないというのはこういうことを言うのでしょうねぇ。

朝起きても、昨夜おいたところにそのままの格好でおりました。

4歳というのは人間にすると32歳だそうでして、もうおもちゃでもないかな。ハハハ・・・

 


 

Hanaに花の王冠                         07/04/2006
 

あの脱走の次の日当たりからKenの具合が悪かった。

鼻先から左顔面が大きく腫れていた。

おそらく蜂か何かに刺されたのだと思うけれど、、大きくゆがんでしまった顔を見るのもつらかったし、

かわいそうに、相当痛いらしく食事もままならない有様だった。

食器が鼻先に当たると痛いので舌でなめているのを見て、私が手ですくって食べさせた。

人間なら相当に悲鳴を上げているところだと思うけれど、例によって彼等はなにも言わない。

ただ、緩慢な動きと、食欲不振、そして今回は見た目の変容がわれわれへの信号。

そんなKenにしてあげられるのは大好きなおでこやおなかをさすってあげることくらい。

し始めるともちろんHanaもやってくる。

両手で、同じようにしているつもりでもどうしてのKenのほうに注意がいく。

そのうちHanaはあきらめてとおくからわたしとKenを見ていた。

昨日、思い切って抗生物質を注射したら今朝はほとんど腫れがひいて元気な様子。

久々にカリカリのドッグフードも食べていた。

数日寂しい思いをさせたHanaにデイジーで王冠を作ってあげた。

真っ白な彼女によく似合いそうだったから。

でも、うちの子たちはじっとして写真に納まるようなタイプじゃない。

王冠がこんなところにしかのせられなかった。


 

つかの間の逃亡                       01/04/2006

 

我が家の門扉はリモコンで開くのですが、時々どういうわけか開けっ放しになっていることがあります。

据え付けてくれたおじさんはいつも片手にワインのビンを持っての作業だったからでしょうか?

今夜も夕食の後、雨戸を閉めようとして、フト気がつくと門が開け放たれていました。

すぐにKenとHanaの存在を確かめましたが、どうやら外へ行ってしまったようです。

ほうっておいても朝までにはちゃんと戻っているのですが、

何かの拍子に門が閉まってしまうと今度は入りたくても入れません。

実際何度か、木戸口の外で、私が玄関を開けるのを辛抱強く待っていたことがあります。

彼等は決して悪さはしないし、おとなしい犬たちなのですが、

犬を怖がる人にはそんなことはわからないでしょう。

怖さがあまって攻撃されることもあるだろうし、なれない道路に出て危ない目にあうこともあるでしょうから、

真っ暗な道を探しに出かけました。

たいていご近所の大工さんの家の犬をたずねに行くか、

私たちと散歩するコースへ遊びに行くのですが、先ずは道路側を見に行きました。

もちろん[けーん、はなー]と呼びながら。

うしろからPaoloもやってきました。

古いウエスタンのフィルムを見ていたのですが、私が帰らないので心配になったのでしょう。

「あなたが門をちゃんと閉めないからよ」と憎まれ口をたたき始めた頃、

白いものが目に飛び込んできました。

きっとわたしたちの呼ぶ声を聞いた所から全速力で走ってきたものと思われます。

息をぜいぜい言わせながらわれわれについて家に帰りました。

ほんとはもう少し遊んでいたかった事でしょう。

でも、これで私は安心して眠れます。

 

 


 

3匹目の犬?                  11/03/2006
 

   

かわいいでしょう。

KenとHanaとおなじマレンマと呼ばれる種の犬です。

小川を挟んだ隣のおうちの犬です。

まだ1歳未満のようでKen達よりは小さいですが、

大人になればになればKenたちより大きくなる感じです。脚が長いですから。

この子は私たちのことを気に入っているらしく、

いつもこうして柵のぎりぎりのところで、われわれの動きを追っています。

何度か門が開いた時に中に入ってきたくらいです。

マレンマは牧羊犬で、仕事に忠実なあまり、人に怖がられていますが、

この子もうちのKenとHanaと同じでとってもおとなしい犬です。

この子も兄弟と2匹でいたのに、最近もう1匹のほうを見かけません。

元気でいてくれたらいいのですが・・・

 

こうして見つめられると中に入れて何か食べさせたり、なでなでしたいのですが、

そんなことをしては犬が3匹になり、やがて4匹になるでしょう。

大型犬がそんなに増えては手に負えなくなってしまいます。

心を鬼にして耐えているところです。


 

Hanaのおやつ            10/03/2006

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雨なので・・・     22/02/2006

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雪の中で遊びます        26/01/2006

 

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ちょっぴり悲しい恋の季節 23/01/2006


どうやら雌犬の発情期のようです。

Hanaは可愛そうですが1歳の時に手術をしたので、発情期はありません。
でも、雌犬が発情期の時には雄犬にとって抗しがたい芳香がするのだそうです。
その香りは2q先でもかぎ分けるとか。

このあたりは一軒家ばかりなので、たいていどの家でも犬を飼っています。
ですからオスのKenには、どうしようもないようないい匂いが漂っているのでしょう。
そこで朝から晩まで門にへばりついています。
チャンスがあればいつでもすぐに出られるように。

そしてわれわれは、そのKenが出ないようにいろんな手を使って阻止します。
これまで鎖につないだことがないので、それだけはしないでいますが、
出入りのたびにかなり気を使います。

可愛そうなKen。
つい先日まで旺盛だった食欲もなくなり、Hanaと遊ぶこともなく
ただひたすら表を見つめて暮らしています。

Hanaもかわいそう。
なぜだかわからないけれどKenがちっとも寄り付かないでいつも一人ぼっち。
しかも、食欲のないKenが残したものを食べて余計に太ってしまいます。

早く発情期が過ぎるのを待つばかり。


朝の体操?

08/01/2006

 

早起きをしたらKenとHanaをうまく写真に撮れました。

しかも珍しくKenも背中をすりすりしています。

Hanaは避妊手術の後ふとりだし、背中の幅はKenの2倍くらいあります。

そのため安定がいいのか良くこういう格好で長いこと昼寝をしたりするのですが、Kenはめったにこういうことはしません。

 

そうそう、暮れのある日、凍った石畳で滑って転んだとき、
Kenはすぐに息子を呼びに行ってくれました。

普段は家の中に入らないようにしつけているのですが、
そのときはすぐに飛び込んで、息子のところへ行ったようです。

何も知らない息子は家に入ったKenをしかりつけたのですが、そうこうしている間に私がおしりをさすりながら入っていったので、状況がわかったという次第です。

たのもしいKenとやさしいHana、いいコンビです。