〜〜〜KenとHanaがやってきた〜〜〜

2002年の9月2日、やっと今の庭付きの家の鍵を手に入れました。

以前の持ち主が12年もの間ほとんど庭の手入れを
していなかったのでまるでジャングルのようにつたが絡まり、
多くの木が窒息状態でした。
地面全体をアイビーが覆い尽くし、花を植えようにも
まず、地面に到達しなければならない状態でした。

でも、初日からこの庭が気に入った者たちがいます。
はい、二匹の犬KENとHANAです。
2ヵ月半の間、狭いベランダで暮らしていて、
朝晩散歩に行くと近くの草むらで走り回っていた彼ら。
それが、朝から晩までいつも草むらにいることができるんですから。

Ken  Hana

私もほっとしました。
家の明渡しが予定より遅れたので、犬はどんどん大きくなるし、
朝から晩までベランダをモップで拭くのに懲り懲りしていたところです。

おそらく日本には少ないのではないかと思われる牧羊犬。
MAREMMANOという種です。(PASTORE D'ABRUZZESEともいう)
ただ、片親にはハスキーの血が混ざっているということで、
KENはその親から立った耳を譲り受けたようです。
少ないですが、彼らの写真も見てください。

最近、個人の警備用に訓練を受けた大型犬が
人に噛み付く事件が多く発生し、犬を飼うことの是非が
問われるというか、昔に比べて飼いにくくなってきています。
本来の性質を捻じ曲げて凶暴になるように訓練する人たちや、
あたまっから犬は噛み付くものと決め付け子供達に近寄らせない親達や、
ほしい時には買い求め、邪魔になると捨ててしまうような無責任な
飼主や、責任を問われる人たちはたくさんいると思います。

ひとつだけ明らかなのは、決して犬のせいではない! ということ。
飢えさせたり、おびえさせたりしなければ彼らは、
そして他の野生動物だって無意味に攻撃するような動物はいないはず。
商売や権力誇示のために戦争を起こすような人間とは違う。

おっと話がそれてきました。
というわけで、犬大好きさんにささげるページです。
               Keiko 

   Ken   Hana


 

真っ白いほうがメスのHana、少しクリーム色が オスのKenです。
4つ子の中の2匹。
捨てられていたのをボランティアの人たちに救われ、
Coopの前で飼主を募っていたのを主人Paoloが見つけて我が家に
つれてきました。
かねてより犬をほしがっていた息子への卒業プレゼント。

Hanaの特徴は耳と尾が長く、目と鼻が大きいこと。
Kenは耳が半分立っていて、色も耳のあたりはほぼ茶色。
目も小さいんだけど愛嬌があって、毛がふわふわ。
Hanaのほうが食いしん坊。Kenはおねぼうかな?

K-H

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