<<<クリスマスプレゼントの準備>>>



あー忙しい忙しい!
11月の下旬からプレゼントの用意をはじめたというのに
気が付いてみたらまだ主人へのプレゼントを何も買っていない。

内の主人は4人兄弟の一番上。
順番にご紹介しますと、すぐしたがCarlo(カルロ・弟)
そしてDelia(デリア・妹)
もう一人の妹Loredana(ロレダーナ)略してLory(ローリー)

そして彼らには連れ合いがいる。
CarloにはLilly(リリー).
DeliaにはEdwin(エドウィン).
LoryにはMassimiliano略してMax(マックス). 
Edwinには内の子とほぼ同い年の女の子Cristina(クリスティーナ)がいる。
ここまでですでに最低7個のプレゼントが必要だ。

近くに住む主人の叔母さんMatilde(マティルデ)と
彼女の4人の子供のうち一番若い唯一の女の子Enrica(エンリカ)にも
心ばかりの贈り物をしたい。

我が家は3件の家と接している。
内1件はブドウ畑でさえぎられてめったに会うことがない。
でも、後の2件のお隣さんはふだんからぶどう狩りを手伝ったり
手伝ってもらったり、イチジクを分けていただいたり、
そうそう産みたての卵も時々頂戴する。
私たちが今の家に引っ越したときに諸手をあげて歓迎してくださった彼らに
クリスマスと復活祭には少なくとも感謝の気持ちを伝えたい。

すでに息子のお友達二人にはプレゼントを渡した。
でも、明日(23日)今年最後のラテン語の個人授業があるので、
その先生にも御礼が必要だ。(しかも彼女は遠縁に当たる)


ふー、ここまでで合計14個。
そして、私の一人息子も当然贈り物を待っている。
彼はこの27日に12歳になる。
でも、まだサンタさんを信じているふしがある。
今年の夏休みにもサンタさんへ手紙を書いていた。
暑い夏だったので「僕専用の扇風機」なんかを頼んでいた。

でも、10才のクリスマスまで、サンタさんの分として
プレゼントを買い、それを包装したりするのを
すべて彼に見つからないように成し遂げるということに
ほとほと疲れてしまったので、
昨年中学1年生になったとき、
主人はサンタなんかいないんだと言えといったけれど
私にはどうしてもできなくて
「もうあなたは大きいんだから、もうサンタさんにプレゼントを
お願いするのはやめなさい。毎年たくさんの赤ちゃんが生まれて
サンタさんも大変なんだから。その分私たちが買ってあげるから。」と。

どこまで信じているのやらいまだに分からないけれど、
プレゼントの内容についてフランクに話ができるようになって
ずいぶん楽になった。
でも、サンタさんの分と両親からの分とがなければ収まらないだろう。
そこで勢い3つ4つのプレゼントは用意しなければならない。。


それから主人の仲のいい同僚と、税理士さん。
不意に誰かが尋ねてきたときのために
当たり障りのないパネットーネとかウイスキーとかも用意する。


こちらのお店はあまり包装してくれない。
最近クリスマスのときだけ包装するところが増えてきたけれど、
正直言ってとても下手だ。
セロハンテープをぺたぺた貼り付けるのでとっても見苦しいから私は
全部自分で包装する。

以上のプレゼントをみんな包装するのに丸1日かかってしまった。




まぐまぐでご紹介した「ルーチョとその妻」の話にたくさんの方が
感激してお便りをくださった。
私は昨年教会で聞いた話で、名前もイタリア人の名だったので、
(イタリア人に親近感を持たせるために変えたと思われる。)
イタリアに伝わるお話だと思っていたら、
いつもお便りくださる読者の方お二人から
オー・ヘンリーの作品だと教えていただいた。

とにかく、今回もクリスマスを直前にして
何か心を癒してれる話を・・・
と待っておられた方には申し訳ないのだけれど、
これがイタリアのクリスマス直前の母親の生活です。


             <<<管理人:恵子>>>

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